目次
脳の働きついて
脳は、人のからだ全体をコントロールしている大切なところ。大きく分けて、以下の3つを調節する司令塔の役割をしています。
【知的な働きをする 大脳 】
・大脳は脳の80%を占める大きい部分で人体の司令塔のような仕事をしています。大脳の中でも、どの部分がどのような働きをするかが決まっており、それぞれが大切な役割をしています。大脳の主な働きは次の3つです。
(運動や知覚の中枢)
体の外で起こったことや、体の中で起こったことを感じ取ります。情報を分析して、体全体の動きに命令をあたえます。
(知的な働き)
目や耳などから送られてきた情報を受け取って、考えたり決めたり覚えたりします。
(感情のコントロール)
喜怒哀楽などの感情のはたらきもコントロールしています。
【運動をコントロールする 小脳 】
小脳は運動をコントロールしています。皮膚や筋肉からの情報を受け取り、歩く・走る・立つ・座るなどの運動がスムーズに行われるように指令を出しています。
大脳から運動の命令が出されると、小脳は体中の筋肉に細かい指令を出して、それがきちんとできるようにコントロールします。また、からだのバランスも調整しています。
【生きるための大切な仕事をする 脳幹 】
脳幹は、中脳・橋・延髄・間脳にわかれています。間脳はさらに視床・視床下部・脳下垂体に分かれます。
脳幹は、生きるためのはたらきをコントロールしています。呼吸をしたり、心臓を動かしたり、食べたものを消化器官で消化させるなど、生きていくためにかかせないしごとをしています。
なかなか取れないその疲れ「脳疲労」?
前述で述べた通り、脳は人のからだ全体をコントロールしている大切なところです。
しかし、現代の発達した情報社会により1つ1つの問題に対する早い判断が求められたり、情報の処理が追い付かなかったりすると、大容量の情報処理を一気に行うこととなり、脳が処理しきれない状態となってしまします。このことにより脳ストレスを感じている方が増加しているのが現状です。
休日にしっかり休んだのに、なかなか疲れが取れない…そんなこと感じたことはありませんか?
もしかしたら、その疲れは「脳の疲れ」が原因かもしれません。
脳疲労を回復させる方法
脳疲労を感じることで「痛み」「疲れ」「気持ちの沈み」など、身体へ様々な影響を及ぼしています。
こうした症状を改善するには「脳を整える」意識を持ちましょう。
睡眠の質をあげる
睡眠は、「バランスのいい食事」「適度な運動」に並んで健康的な生活を送る上での基本の一つです。
脳を疲労回復する上で最も重要な疲労解消法は、良質な睡眠をとることなのです。
厚生労働省のガイドラインによると、適切な睡眠時間は25歳〜45歳までは約7時間、45〜65歳までは6.5時間、65歳以上は6時間ぐらいと提唱されています。
しかし、脳疲労の回復には睡眠時間の長さだけではなく質の良い睡眠をとるのがポイントです。
質の良い睡眠をとるためには、仕事から帰宅した夜の時間の過ごし方が大切になってきます。
・睡眠の質をあげるには、入眠前の環境を整える
音楽やテレビをつけたまま寝ると、脳が休まらないので、なるべく静かな環境が理想です。光を浴びると脳は活性化されてしまいます。
寝室は、遮光のカーテンを使用する、雨戸を閉めるなど、光を遮断して明るすぎない照明を使用するようにしましょう。
入眠前にはブルーライトを発する、パソコン・テレビ・スマートフォンの使用はなるべく避け、目から刺激が入らないように意識してみましょう。
・入浴は寝る1~2時間前にぬるま湯で
人は体の深部体温が下がるタイミングで、脳が眠気を強く感じます。
入眠する1〜2時間前に入浴すると入眠しやすくなります。
38〜40度程度の、ぬるめのお湯にみぞおちくらいまで入る半身浴で、時間は10〜15分程度がおすすめです。
・小まめに小休憩をとる
仕事の作業中でも、自動車の運転の最中でも「飽きた」と言うサインは脳疲労の最初のサインです。
この最初の疲れの兆候が現れると、脳の情報処理能力が下がります。
疲れた脳が「これ以上使わないで」という信号を送っているので、一旦作業をやめてトイレに立つ、ちがう作業に取り替える、と気分転換をしてみるのが良いでしょう。
・プロに任せる
現在、ドライヘッドスパ専門店が増え始め話題になっておりますが、ドライヘッドスパの施術を受けることで、凝り固まった頭の筋肉がほぐれ、血流が良くなります。頭皮の筋肉を捉えて動かすことにより質の高い睡眠をとることが可能になります。プロにお任せしてリラックスする時間を設けることもオススメします。(静岡で本格的なドライヘッドスパ体験はこちら)
まとめ
脳疲労についてご紹介いたしました。
なかなか疲れが取れずに悩んでいる方は「脳疲労」に注目してみてください。
ヘッドミント静岡店で頭はもちろん体全体の疲労、イライラやストレスから解放され「今日も疲れたな」の口癖から「今日も充実した一日だった」と思えるような『疲れにくい脳』を整えていきましょう。
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